無料トライアルでCanva Proの魅力を体験したものの、解約を検討されている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、安全な解約手順はもちろん、解約前に必ずやっておくべきことや、解約後のデータ管理まで徹底解説します。
Canva愛用歴5年のクリエイターが解説します!
- 試してみたけど、ちょっと違った
- 無料で十分使えそう
- 損せず解約したい
このような悩みを持っている方に向けて、万が一の請求トラブルを防ぎ、大切なデザインデータを失わないよう、ポイントを押さえた解約方法をご紹介します。
Canva無料トライアルの基本情報
Canva Proの無料トライアルは、すべての有料機能を30日間無料で体験できるサービスです。
期間終了の5日前にはメールで通知が届くため、チェックをしていれば解約のタイミングを逃す心配もないでしょう。
まずはトライアル期間中に知っておくべき基本情報をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
トライアル期間 | 申し込みから30日間 |
利用可能機能 | Canva Proのすべての機能 ・プレミアムテンプレート ・背景透過 ・画像リサイズ ・ブランドキットなど |
料金 | 無料期間終了後、月額1,650円(税込)で自動更新 ※年間プラン12,000円(税込)も可 |
解約期限 | 無料期間終了前であればいつでも可能 |
無料トライアルは、魅力を知ってもらってCanva Proへのアップグレードを進めるためのモノなので、しっかり体験できるように30日間の期間が設けられています。
AdobeのPhotoshopやillustratorは初回無料体験が7日間となっています。そもそも無料プランで十分な機能が備わっているCanvaと比べると、やはり手が出にくいですよね。
これからデザインを勉強してみたい方や、非デザイナーの方もCanvaなら気軽にツールを使い始めることができます。
Canva無料トライアルの解約手順
では早速、Canva Pro(無料トライアル)の解約方法について解説します。
ちなみに、Canva Proは解約しても無料プランに代わるだけなので、これまで同様Canvaのアカウントは保持されます。制作したデザインのデータ量にもよりますが、保存もされていますのでご安心を。(無料プランは5GBまで)
Canvaのアカウント自体を削除したい場合は別記事で紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。
Canva Proの解約はデバイスによって手順が異なりますが、どれも直感的な操作で簡単に解約することができますよ。
解約後も期間終了までは引き続きPro機能を利用可能です。早めに手続きを済ませておくことで、うっかり継続課金を防ぐこともできます
解約忘れ防止にもなります!
PCからの解約方法
左側のメニューから「支払いとプラン」をクリックします。
次に「プラン変更」横の「…」をクリックし、「トライアルをキャンセル」を選択します。その後は画面の指示に従って操作を完了させましょう。
スマートフォンからの解約方法
iPhoneやAndroidからの解約も簡単に行えます。
「設定」→「契約」の順にタップし、「契約をキャンセル」を選択します。あとは画面の指示に従って操作を進めるだけで完了です。
解約後の確認方法
解約が正しく完了したかどうか、必ず確認を行っておきましょう。
エラーなどで解約手続きが正常に受理されていないと、手続したのに継続課金になってしまうなどのトラブルにつながりかねません。
アカウント設定の「支払いとプラン」で解約状態を確認できます。
また、確認メールが届いているかチェックし、解約完了画面のスクリーンショットを保存しておくことをお勧めします。万が一のトラブル時に備えて、これらの記録は大切に保管しましょう。
解約前にやっておくべき3つのこと
Canva ProからCanva無料プランに変更する際に、有料版と無料版で機能に差があるため使えなくなる機能が出てきます。
データ量や有料素材の取り扱いなどに注意が必要ですので、無料トライアル解約前に必ず以下3つを確認しておきましょう!
せっかく作ったデザインが使えなくなる可能性があります!
デザインデータの保存
Pro機能へのアクセスが制限される前に、必ず実施しておくべき作業の一つめは、有料テンプレートで作成したデザインを、すべてJPEGまたはPNG形式で保存しておくことです。
何も処理せず解約してしまうと、無料プランに変更後にテンプレートなどに透かしが入ってしまい使用の際に使用料を払わないといけなくなる可能性があります。
Canvaには無料で使えるテンプレート、Proで使えるテンプレートが区別されていますので、今後も作成したデザインを使いたい場合は、必ずJPEGやPNG形式などで自分のパソコンに保存しておきましょう。
※編集可能な状態で保存しておきたい場合は、PDF形式での保存も可能です。複数のデザインを保存する際は、フォルダごとにまとめてダウンロードすることで、データの整理も効率的に行えます。
プレミアム素材の保存
無料トライアルで使用した有料素材は、すべてリストアップしておくことも忘れてはいけません。
特に頻繁に使用する素材があるなら、背景透過処理を施して保存しておきましょう。
また、異なるプロジェクトでの使用に備えて、複数サイズでの書き出しも行っておくと便利です。解約後は有料素材の個別購入が必要となりますので、無料プランなのに結果的にコストが膨らむ可能性があります。
手間はかかりますが、有料素材を今後も使用していく必要があればこの作業は必須です。
ブランドキットの保存
使用している方は少ないかもしれませんが、ブランドキットのデータは特に注意が必要です。
ロゴデータはSVG形式で保存し、カラーパレットの情報も必ずメモしておきましょう。また、使用しているフォント情報も控えておくことで、解約後も一貫したブランディングを維持することができます。
また、チームでCanvaを使用する可能性がある方は、「Canva For teams」という有料のプランへの変更も検討してみてください。
Canva Proよりも費用は掛かりますが、使用するチームのメンバーで割ることができるので、一人月額300円~(年間プランの場合)Canvaのすべての機能を利用できます。
有料素材を2つ購入する費用と大差がないので、あえてチームプランにするのもCanvaをお得に使う裏技です!
知っておきたい解約時の注意点
Canva Proは簡単に解約することができますが、解約時の注意点もありますので、解約前には一度確認をしておきましょう。
無料トライアル解約後のデータについて
無料プランに変更になるだけで、アカウントは保持され、解約後も基本的なデザインデータは保存されています。
ただし、有料素材を使用したデザインの再編集には制限がかかりますので注意が必要です。
保存済みのデータは継続して使用できますが、新規での有料素材の使用はできなくなります。
解約のタイミング
トライアル期間終了の5日前にはメール通知が届きます。
この通知を受け取ったら、即時解約しても期間終了まではPro機能を利用できます。また、解約手続き完了後でも、期間内であれば取り消すことも可能です。
メールの見逃しでうっかり課金にならないように、無料トライアルを開始したらすぐに解約手続きを取っておくといいかもしれません。
自動更新防止のポイント
解約忘れによる自動更新を防ぐためにクレジットカード情報の削除を行っておくのも一つの方法です。
また、メール通知の設定を確認し、カレンダーにも期限を登録しておくと安心です。
本当に解約して大丈夫?
解約後も無料版として基本的なデザイン機能は継続して利用できますが、Canva Proには月額1,000円を出しても惜しくない機能が満載です。
- デザインサイズの自由変更
- 200万点以上の素材
- 背景除去機能
- 1TBストレージ
- SVG形式保存
- ブランドキット機能
- SNS予約投稿
特に、「背景除去機能」や「マジックリサイズ機能」など、一度使うと手放せなくなる機能です。
テンプレートや無料素材などもCanva Proの方が断然多く、すべてを月額1,000円で使いたい放題なら、現状殿デザインツールよりも快適にデザイン制作ができるツールだと思っています。
そのほかのCanva Pro限定の機能も無料プランに戻れば使用できなくなりますので、無料トライアルを解約したいと考えたときは、もう一度その便利さを振り返ってみてくださいね!
Canva Proに慣れてしまうと無料プランに戻れなくなってしまうかも……
こちらの記事でも、Canva無料版でできることを確認できます。
よくあるトラブルと解決方法
期限ギリギリに焦って解約手続きをしてしまって、うまく処理されなかった…
こんなことにならないように、解約時のよくあるトラブルについても確認しておきましょう。
解約できない場合の対処法
解約操作がうまくいかない場合は、まずブラウザのキャッシュをクリアしてみてください。
それでも解決しない場合は、別のデバイスでの試行やアプリの再インストールを検討します。
どの方法でも解決しない場合は、サポートへの問い合わせを行いましょう。
請求トラブルへの対応
万が一請求トラブルが発生した場合は、解約完了画面のスクリーンショットが重要な証拠となります。
速やかにサポートへ連絡し、支払い履歴の確認を行います。必要に応じて、銀行やクレジットカード会社への確認も行いましょう。
サポート問い合わせのコツ
問題解決にはCanvaヘルプセンターの利用が効果的です。
問い合わせフォームを活用する際は、必要な情報を事前に準備しておくことで、スムーズな対応が期待できます。また、サポートの対応時間も確認しておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
Canva Proは一度試すと無料プランに戻れなくなりそうな有料機能がそろっています。
月額1,000円で便利機能や200満点以上の素材が使い放題、しかも商用利用可能なデザインツールは、Canva以外に出会ったことがありません。
プロデザイナーも使用する人が多く、プロアマ問わず「デザインって楽しい」と感じさせてくれること間違いなしのツールではないでしょうか。
それでも、サブスク課金に抵抗がある人や、一時的にProの機能が使いたかった人など、継続して契約する必要のない方は、期間内にスムーズに解約できるように事前の準備をしっかり行ってから解約しましょう。
Canva Pro無料トライアルの解約は、適切な手順と準備があれば安全に完了できます。特に重要なのは以下の3つのポイントです。
- 解約前に必要なデータを保存すること
- 期限切れ前に余裕を持って解約手続きを行うこと
- 解約完了の確認とクレジットカード情報の削除を忘れないこと
無料版でも基本的な機能は使用できるため、必要に応じて再度Proプランへの登録を検討することもできます。
自身のデザインニーズに合わせて、最適なプラン選択を行いましょう!