Canva無料版でできること!有料版との違いとアップグレードすべき7つの理由

この記事では、人気のCanvaについて「無料版でどこまでできるのか」と、その限界、有料版で拡大される機能の詳細、課金するメリットについて解説しています。

Canva歴5年のクリエイターがご紹介します!

実際に無料版でも十分な機能が備わっているので、非クリエイターの方もどんどん利用して欲しいCanvaですが、利用する機能によってはCanva Proがおすすめな方もいらっしゃいます。

  • 無料版でどこまでできるの?
  • 本当に有料版は損しない?
  • どっちが向いているんだろう?

こんな疑問をすべて解消し、あなたのニーズに合った選択ができるようになります。ぜひ最後まで読み進めてみてください。

目次

Canvaの基本機能と特徴

デザインに関する専門知識がなくても、誰でも簡単にプロ品質のデザインが作成できるのがCanvaの魅力。

無料版でも十分な機能を備えていますが、まずは基本的な特徴から見ていきましょう。

無料でも十分使えるデザインツール

有名なPhotoshopやillustratorをはじめとしたデザインツールはプロデザイナー向けに作られていて、高額な月額料金が必要ですが、Canvaは基本機能を完全無料で提供。

SNS用の画像やチラシなど、基本的なデザインニーズのほとんどを無料でカバーできるので、登場から数年で非デザイナーの方にも人気のデザインツールとなりました。

商用利用可能

無料版でも商用利用が可能で、クレジット表記も必要ありません。ちょっとしたチラシやお知らせのデザインも気軽に作成することができるので、日常でも利用しやすいツールです。

ブラウザ上で使用可能

特別なアプリのインストールは不要で、Google ChromeやSafariなどのブラウザさえあれば、すぐにデザイン作成を始められます。

アプリのダウンロードが不要なので、パソコンの容量を気にしなくてよいのもうれしいポイント。(アプリのダウンロードも可能です)

職場や外出先などでもアカウントさえわかればログインが可能なので、「いつでも・どこでも」気軽に使用できます。

スマホ対応

専用のスマートフォンアプリも提供されているので、PCで作成したデザインの編集や新規作成も可能です。

画面が小さいのでちょっと慣れやコツは必要ですが、デザインの簡単な修正や、外出先での確認も簡単です。

豊富なテンプレート

Canva内には、Canvaクリエイターをはじめとした、プロのデザイナーが作成した高品質なテンプレートが豊富に用意されています。

テキストや画像・色などを差し替えるだけで、オリジナリティのあるデザインを作成できます。

デザインに自信がなくても簡単におしゃれなデザインを作成することが可能なので、一般の方からプロデザイナーまで魅了しています。

Canvaについてはコチラもどうぞ

無料版でできること徹底解説

Canvaの無料版には、基本的なデザイン作成に必要な機能がほぼすべて揃っています。

ビジネスでの活用も十分可能なですので、その機能を詳しく見ていきましょう。

25万点以上のテンプレート使用

SNS投稿、プレゼン資料、チラシなど、様々な用途に対応したテンプレートが無料で利用可能。デザインの方向性に迷うことなく、プロ品質の成果物を作成できます。

ここ数年、日本人のCanvaクリエイターが増え、日本向けのテンプレートもとても増えてきました。使い勝手が格段に向上しましたよ!

2020年頃は、海外テンプレートが多い印象でした。

20万点以上の素材

高品質な素材が豊富に用意されており、商用利用も可能。オリジナル写真がなくても、魅力的なデザインを作成できます。

素材やテンプレートはオリジナルに加工しながら使用することがポイントですが、素材が充実しているので、組み合わせも自由です。

あなたのアイデアでオリジナリティを出してみてください。

5GBストレージ容量

Canvaは作成したデザインデータをクラウド上に保存します。

無料でも5GBと十分な容量が確保されているので、デザインのサイズにもよりますが、基本的な使用であれば十分です。

基本的な編集・エクスポート機能

画像のトリミング、フィルター適用、テキスト編集など、基本的な編集機能も無料で使うことができます。

デザインのダウンロードもPNG、JPEG、PDFなど、一般的なファイル形式でのエクスポートに対応しています。

商用利用OK

もちろん無料版で作成したデザインも商用利用可能です。

ただし、透かしが入っている有料テンプレートや素材を使用する場合は、別途購入か有料プランへの加入が必要です。

商用利用についての詳しい解説記事は「超・重要!Canvaの素材・テンプレートの【商用利用】知っておくべき注意点」でも解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

Canva Proの特徴とアップグレードすべき7つの理由

有料版のCanva Proでは、デザイン作業の効率を大幅に向上させる機能が追加されます。

特に、クリエイターとしてビジネスでの活用を考えている方や、もっとたくさんのテンプレートや素材を使いたい人にとってはアップグレードを検討してみてもよいでしょう。

毎日のようにCanvaを使用している筆者が、実際の業務経験から有料版へのアップグレードを推奨する7つの理由をご紹介します。

魅力的な機能が満載です!

デザインサイズの自由変更

Canva Proなら、一度作成したデザインを、異なるサイズに自動調整できる「マジックリサイズ」機能を使用できます。

Instagram、Twitter、Facebookなど、各SNSに最適化されたサイズへの変換が一瞬で完了します。

この機能とても便利で、例えば、DMを作成していたけど、ポスティング用のA4サイズにリサイズしたりと、掲載したいものや印刷したいものが変わったときにとても活躍します。

200万点以上の素材

無料版の20万点から200万点以上へと、使用できる素材が劇的に増加します。

200万点あると、正直すべてを確認することは不可能です。どんな素材が欲しいかを検索して選んでいくので、より独創的で差別化されたデザインの作成が可能になります。

正直、いろいろ見すぎてよくわからなくなったり、デザイン選びで時間がかかってしまうという難点もありますが、それだけ魅力的な素材が充実しているということです。

背景除去機能

ワンタップで背景を除去してくれる機能ですが、これがないともう仕事ができない体になります。それだけ重宝する機能です。

商品写真の背景を除去したり、人物写真を切り抜いたりする作業が、ワンクリックで完了。商品写真の加工をしたり、合成画像の作成が簡単にできます。

精度も高いので、背景に色や別のデザインが重なるときも違和感なく配置できますよ。

この機能だけでも、月額料金に見合う価値があると感じるユーザーが多いです。

1TBストレージ

Canva Proなら無料版の200倍となる1TBのストレージが付与されます。

大量のデザインデータを保存でき、チームでの共有も快適に行えます。

目安ですが、Canvaを5年使っていますが、使い始めたときのデザインも普通に保存されています。

コンテンツによって重さが異なります。また、Canva内に保存枚数の記載がないので正確な保存枚数はわかりませんが、Canva Proなら容量不足で困ることはまずないでしょう。

SVG形式保存

SVG形式での保存は、拡大縮小しても品質が劣化しないため、プロフェッショナルな制作現場での需要が高い機能です。

サイズを大きくして印刷する制作に最適です。

ブランドキット機能

企業のロゴ、カラーパレット、フォントを一元管理することもできます。

ロゴのアップロードや各色、フォントを登録しておくことで、デザイン作成時にブランドの一貫性を保ちながら、色やフォントを簡単に呼び出せるので、効率的な制作を行うことができます。

特に複数人でデザイン制作を行う場合、ブランドの一貫性を保つために重要な機能となります。

SNS予約投稿

作成したデザインを各SNSプラットフォームへ直接予約投稿できる機能を搭載。

いちいちダウンロードして投稿しなくても、デザイン画面から投稿予約ができ、さらにコンテンツプランナーというカレンダーを利用すれば、複数の投稿を予約することも可能です。

投稿までの工数を削減することでマーケティング業務の効率化にもつながりますね。

毎日投稿に焦らなくても、短期集中で作成して予約しておくと安心です。

Canvaの料金プランと無料トライアル

有料版の機能に興味を持たれた方も、すぐに契約する前にまずは実際にCanvaでいくつかデザインを制作してみてください。

月額換算1,000円前後ですが、まずは使用してみて「Canva Proにしたい!」と思ったらぜひアップグレードを検討してみて下歳。

以下では、各プランの詳細と注意点を解説します。

各プランの詳細比較

機能/特徴無料プランCanva Pro
料金0円・月額プラン1,500円
・年間プラン12,000円
(月額1,000円)
テンプレート数25万点以上61万点以上
写真・画像素材20万点以上200万点以上
ストレージ容量5GB1TB
サイズ変更機能作成時のみ無制限(マジックリサイズ)
背景除去機能×
SVG形式保存×
ブランドキット×○(最大100組まで)
SNS予約投稿×
フォルダー作成2個まで無制限
カスタムフォント×
チーム機能基本的な共有のみ高度な共有・権限管理
AIツール利用回数月50回まで月500回まで
商用利用
PDFエクスポート
アプリ利用
データ同期
向いている人個人利用
小規模ビジネス
個人利用
小~中規模ビジネス
チーム制作

料金・支払方法

支払いはクレジットカード、デビットカード、PayPalに対応。

年間プランを選択すると、月額プランと比べて約33%お得になるので、Canva Proを契約するなら年間プランでの契約がおすすめです。

※チーム(最大5名)で契約すると一人月額300円~という破格での使用も可能です。こちらは「Canva For teams(年額18,000円)」というプランでの契約になります。

Canva Proを30日間トライアル

30日間の無料トライアルが用意されており、すべての有料機能を試すことができます。

クレジットカードまたはPayPalでの登録が必要ですが、期間内に解約すれば料金は発生しません。

解約忘れには注意しましょう。

よくある質問

Canvaは自動課金ですか

無料会員での登録の場合、自動的に課金されることはありません。Canva Proトライアルを実施した場合、クレジットカード決済などの手続きが必要です。トライアル完了後は自動的に有料プランに移行しますので、不要な場合は、トライアル期間内に必ず解約手続きを行ってください。

解約方法は?

アカウント設定~簡単に解約可能です。解約後も無料プランとして継続利用が可能です。

無料トライアル時のデータは保存されますか?

解約後も作成下デザインは保持されます。ただし有料テンプレートや素材を利用したものはデザイン編集ができなくなりますので、注意して下さい。

まとめ

いかがだったでしょうか。

Canvaは無料でも十分デザイン作成できる機能が備わっています。

ただし、今後ビジネスにCannvaを活用したいと考えている方にとっては、有料版の機能が魅力的に見えてくるかもしれません。

特に背景除去機能や、マジックリサイズ機能はよく使う機能&人気機能なので、あるのと無いのでは便利さがはるかに変わってきます。

この機能があるからCanvaを使っているといっても過言ではありません。

これからCanvaを利用される方は、いきなりアップグレードをしてもよいのですが、まずはご自身のビジネスやデザイン制作が「無料機能では作れないか」を試してみてからでも遅くはないと思います。

無料でも十分なクオリティのデザインを作成することは可能だからです。

それでも

あと一歩何かが足りない…

Canva Proなら出来るのに…

という壁に当たってしまったら、ぜひCanva Proへのグレードアップを検討してみて下さい。

デザインの作成頻度が高い方や、クオリティの向上を目指している方にとって、月額1,000円(年間プラン)という料金は十分な投資価値がきっとあります。

ぜひCanvaで楽しくデザイン制作を始めてみてください!

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