あなたは今、
Webデザイナーの仕事をしています。
と言われると、どんな自分を想像しますか?
パソコン片手にノマド生活。会社に縛られず自由なフリーランス。いつでもどこでも仕事ができて、在宅で子育てをしながら仕事をする姿を想像する方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- webデザイナーに興味はあるけど、年齢的に今からだと遅い?
- 学んでみたいけど、子どももいるし自分のための時間なんてない。
と考えている人でも、webデザイナーになることができるのか、をお伝えしています。
パソコン関係の仕事は専門用語も多く、難しそうと思う方も多いはず…。
初めにお伝えしますが、これについては正直否定はできません。
でも、自分が興味があることの吸収ってとても速いですよね。実際やってみると、頭で考えていたよりも自分に向いていたなんてことも多いものです。
この記事の最後で、あなたがwebデザイナーについて、
もっと知りたい!!
やってみたい!!
と少しでも気持ちが動いたら、ぜひ挑戦する機会をもってもらえたらと思います。
30代からでもwebデザイナーになれる?

webデザイナーに憧れますが、今から挑戦しても遅くないですか?
webデザインの仕事は需要も多く、活かせる分野も多いため、今から知識やスキルを身に付けても遅くはありません。
webデザイナーになるための『必須資格』というものは存在していません。
必要な知識と、それを表現することのできるスキルがあれば誰でもwebデザイナーになることができます。
webデザイナーの歴史
webデザインの仕事が注目を集め始めたのは、パソコンやスマートフォンが普及し、情報をwebで得ることが主流になってからのこと。
そもそもパソコンが普及し始めたのが1990年後半なので、『webデザイナー』という職業自体が30年程度の歴史なのです。そう考えると、この仕事はまだまだ歴史の浅い職業です。
IT業界はまだまだこれからの分野であり、年齢や性別を超えて活躍することのできる世界と言う事ができるのではないでしょうか。
webデザインの活きる場所
『webデザイン』と一言でまとめても仕事の幅は広く、企業のホームページやバナーの作成、雑誌や広告の作成から、ネットショップ運営やご自身の仕事に活かすなど、どんなところにも仕事を見つけることができる特徴があります。
webデザインの知識やスキルがあれば、自分が発信しているブログなどにも活かせすことができます。
webデザインは情報発信や集客のためのアピール方法の一つであり、将来性を考えても、まだまだ伸びしろのある働き方。
webデザインっていろんなことができるんですね。
私、ただパソコンで仕事ができたらカッコいいなーくらいの憧れでwebデザイナーに興味があったんです。
でも正直、30代半ばになって子育てをしながら夢を追いかけるのって無理かなって、人生諦めモードです…。
毎日に追われていると、いつの間にか自分の夢を忘れたり、生活を優先して自分のことを後回しにしてしまうのが主婦ですよね。
webデザイナーと言っても、副業としてお小遣いを稼ぐ人から、バリバリ仕事を請け負って、会社員時代の何倍も収入を得ている人まで幅広い働き方の選択肢があります。
もちろん、後者は影でたくさんの努力をしていて、誰でもなれるわけではありません。
それでも、自分の生活に合わせて働き方をコントロールできるのであれば、子育て世代のママの時間の使い方やお財布にもメリットがたくさんありそうですよね。
実際、自宅でも働くことができるため主婦の間でも人気になっているwebデザイナーは、その人気が追い風になり、ママ向けに子どもと一緒に通える講座を開講しているスクールや、在宅で子供がいても無理なく学べる通信講座などもどんどん登場しています。
どうすればwebデザイナーになれるの?

今からでもwebデザイナーになれることが分かりました!!
でも、どうやってwebデザイナーになるんですか?
パソコンも文章を書いたり、インターネットで調べものをするくらいにしか使っていないですけど…。
大丈夫!!パソコンを使いこなしている人なんてそんなにいないから!!
実際、仕事でパソコンを使っている人たちも、ワードやエクセル、メールなどの利用が大半で、webデザインに必要なソフトを使える人は一握り。ほとんどの人が初めてからの挑戦だから心配しないでください。
まずはwebデザイナーになるための方法を知って、自分がどうしたらいいのかを考えてみましょう
医師や弁護士といった士業と異なり、Webデザイナーにその名称を名乗るための必須資格はありません。
でもどんな仕事であっても、全くの未知識・未経験からでは仕事として成り立たず、すぐに収入につなげることは出来ませんよね。
webデザイナーになるためには
- webデザインの基礎知識、応用力
- 基本的なパソコンスキル
- ビジネスマナー
を身についていることが、仕事をして収入を得るために必要な最低条件と言えます。
その中でも、特に『webデザインの基礎知識、応用力』は必須スキルです。ここからは、これらを身につける方法を見ていきましょう。
Webデザイナーに必要な知識を身につける
Webデザイナーになるためには、
パソコンの基本的操作
Photoshop、illustratorなどの画像処理のソフト
HTMLなどの(web動作に指示を出す)コード
などを習得して、Web制作ができる人材になる必要があります。Photoshopやillustratorのソフトは写真加工にも使われるため。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
書店に行けば専門書も多く置かれているため、独学で勉強することもできますが、文章を読みながらパソコンを操作するのはなかなか根気のいる勉強法です。
また、web上でどのように表示するのか、どのように動かしたいのかを『コード』というものにして入力しますが、初心者が始めて見ると暗号にしか見えません。
webデザイナーに憧れ、勉強をする人のうち、このコーディングスキルを習得する段階で挫折してしまう人が多いのが現状です。
こんなやつですね↓↓↓

さっぱりわかんないです(汗)
こういうの見ると、やっぱり私にはできないなって思っちゃう。
実際はwebデザインの仕事興味があっても、なかなか一歩が踏み出せないっ人が多くいます。
せっかく大切な時間やお金を使って挑戦するんだから、途中で挫折したり遠回りせずに夢をかなえたい
webデザイナーを目指す人のほとんどは、スクールや講座などを利用してスキルを身につけています。
やっぱり一番の近道は、プロにわかりやすく教えてもらうことなんですよね。
もちろん、独学に比べて費用はかかりますが、webという特殊すぎる分野に挑戦するのですから、右も左もわからないところに裸で飛び込むことは避けた方が無難です。
そのほかに、スキルや知識を証明できる資格としてはWebデザイナー検定や、CGクリエイター検定など、民間の検定試験は数多く存在します。
webデザイナーは身につけた知識と技術がすべて。
様々な実践を積んだり、役立ちそうな資格を取ってみるのもスキルアップの一つです。
たくさん武器がある方が、将来的に幅広いジャンルに挑戦したり、独立などの選択肢も増えてきます。
就職後にスキルを身につけていくことができる

webデザイナーは、近年急速に需要が高まってきた職業です。
募集している企業によっては経験や高度なスキルがなくても、基礎知識が身についていれば採用し、就職後に実践しながらスキルを身につけられるような研修体制をとっているところもあります。
将来性を見据えて採用をしている企業も多く、各求人情報などの詳細を確認してみることをおすすめします。
そのほかの働き方としては企業に就職せずに在宅で副業として仕事をしたい人や、フリーランスでバリバリ仕事がしたい人など、働き方はたくさんあります。
仕事の取り方や進め方は、初めはわからないことがたくさんありますが、webデザイナーの育成スクールでは学びながら仕事を受けたり、卒業後の働き方についてのサポートを充実させているところが多くあります。
どこで学ぶかを考える時に、こういったサポート体制についても調べてみるといいですね。
憧れのwebデザイナー!どんな人が向いている?

どんな仕事でも、働く以上は向上心をもって仕事をする必要がありますが、人間少なからず向き不向きはあります。
では、どんな人ならWebデザイナーの仕事に向いているといえるのでしょうか。
Webデザイナーに向いている人いない人
Webデザイナーに向いているのは特別な人ではありませんが、
- パソコンへの興味関心ある
- デザイン・ものづくりへの興味関心がある
- 長時間のPC作業が苦ではない
- 編集・調整などの繰り返しや継続ができる
- 常に新しい知識を吸収していきたいと思える
上記のような人は、特にWebデザインの仕事が向いているといえるでしょう。
パソコンやデザインへの興味や関心があることはもちろんのこと、Webの世界は、常に新しい知識や情報であふれていますので、身につけたスキルを更新していくことが制作クオリティーの向上にもつながります。
また、成長することを大切にできる人材は、企業からも求められます。独立後も意欲的に仕事を継続して受注していくことが可能になります。
Webデザイナーに向いてない人
逆に、Webデザイナーの仕事が向いていない人はどんな特徴があるのでしょうか。
- そもそもパソコンに興味がない
- 机に向かって仕事をするより、体を動かす仕事がしたい
- 対人や、対動物などに関わる仕事がしたい
そもそも論ですが、パソコンに興味がなければ、Webデザインの仕事は選択肢に入らないかもしれません。
ほかにも、体を動かす仕事をしたい人や、接客・サービスなどの仕事が好きという人もパソコンに向かって仕事をすることが苦手という人も多いです。
どんな仕事であっても、やっていくうちに実は向いていたということがありますが、『Webデザイナーをイヤイヤ始めました。』という話はなかなか聞きません。
Web関連の仕事はハードルが高く感じられることも多いため、興味を持たないと始めるきっかけがないのかもしれません。
webデザイナーになるために必要なもの

webデザイナーになるために必要なものには何があるのでしょうか。
- パソコン
- インターネット環境
- 画像処理ソフト
これらは最低限ないとwebデザインを行うことができません。すべて新しく揃えることを考えると、金額的に心配になる方も多いかもしれませんね。
スクールによっては、受講者のためにレンタルPCを用意していたり、特別価格で販売しているところもあります。
低価格で高スペックのパソコンを入手できることもあるから、スクール選びの際にチェックしてみてもいいね!!
以下で各項目についてみていきましょう。
パソコン
これがないと仕事ができません。
元々自宅にお持ちの方もいるかもしれませんが、そのパソコンの古さや容量によっては、作業動作が遅く、保存の前にフリーズしてしまうこともあるので、まずはそのパソコンがwebデザインを行う上で適しているかを確認しましょう。
ちなみに、Adobe Photoshopとillustrator(画像処理ソフト)が推奨するパソコンのスペックは以下の通りです。
プロセッサー(CPU) | 64ビットをサポート Intel® Core i5以上 |
オペレーティングシステム | Windows10、Mac |
メモリ | 16GB以上(最低8GB) |
ハードディスク | 4GB以上、SSD推奨 |
パソコンのスペックはピンキリだから、選ぶのは大変かもしれないけど、大体15万円程度~の製品ゾーンが多いかな。
パソコンの準備は安く済ませたいけど、ここでケチってしまうと、後から動作が重かったりして作業にストレスを感じてしまうから、ここは慎重に決めていこう。
Windowsかmacで悩む場合はどうしたらいいですか?
個人的には日本で一般的に使われているWindowsでOKだと思ているよ。
ユーザーもWindowsで閲覧することを考えると、デザイン表示の確認などもしやすいよね。
でも、ディスプレイの解像度が良い、macをおすすめする人もいるから、これはあなたの好みで決めても大丈夫。
webデザインをしていく上では、特に画像は容量を多く使いますから、余計なソフトなどを入れず、パソコンの動作を少しでも早く保つ必要があります。
インターネット環境
webデザインをする上で、インターネット環境は必須です。
データや画像のやり取りは容量が大きくなるため、Wi-Fi環境下でやり取りするからです。
作業過程では、出来上がったものをweb上で何度も確認しながら修正を行いますので、スムーズに作業をしていくためにも整えておきましょう。
画像処理ソフト
基本的には、Photoshopとillustratorがあればとりあえず仕事ができます。
この二つのソフトを簡単に説明すると、
- Photoshopは、写真の切り抜きや修正などの加工に適している
- illustratorは、イラストの作成や加工、文字装飾などに長けている
どちらも以前はソフトの買い切り版が存在しましたが、常に機能が新しくなるソフトにおいて、買い切りでは更新することができませんでした。
以前は新しいものが出るたびに高額なソフトを何度も購入する必要があり、不便を感じることもありましたが現在はオンラインでの販売で継続利用料が必要になる方法のみとなっています。
Photoshopとillustratorが利用できるプランや、illustratorのみといった用途に合わせてプランを選べるため、自分に必要なソフトだけを契約することもできます。
購入前に7日間のお試し利用もできるので、どんなソフトなのか体験してみることも可能です。(お試し期間終了後には有料プランに移行するため注意が必要。)
その他にも画像処理ソフトはたくさんあり、Photoshopやillustratorだけでなく、最近では無料ソフトのクオリティーも高くなっています。
アイチャッキやバナーを作ったり、InstagramなどのSNS用に画像処理を行いたいのであれば、無料アプリでも十分な作品を作ることができるようになってきました。
実際に、このサイトの画像処理やアイキャッチ作成は、無料で使えるアプリを利用し作成しています。
このサイトで利用している無料アプリは以下の二つ。どちらも無料とは思えないほどたくさんの機能が利用できます。
- canva
- MedBang Paont Pro
webデザイナーとして企業で活躍したり、バリバリ仕事を行っていく上では、よく使われるPhotoshopやillustratorが好まれますが、まったくわからないという人は、一度無料ソフトを少し操作してみるのもいいかもしれません。
おまけ:webデザイナーはなぜMacのパソコンを使っている人が多いのか
webデザイナーの多くはアップル社のMacを使っている人が多いのはご存じですか?
これにはいろいろ理由がありますが、
- ディスプレイの解像度が高く、発色がきれい
- 高品質のフォントがインストールされている
- Photoshopなどのソフトとの相性がいい
- iPhoneアプリの作成も可能
などが大きな理由です。
Macは、デザインするための機能が備わっているという点がwebデザイナーにとってメリットとなっています。
今からママwebデザイナーになるにはどうしたらいい?
webデザイナーになるための方法や必要な環境について紹介しましたが、webデザイナーになるためには、実際に今後どうしていけばいいのでしょうか。
webデザインは、独学でマスターしようと思っても、たくさんの壁にぶつかります。
その理由は、専門用語が多く地道な作業が多いなど、初心者が一人で学ぶには時間がかかりすぎてしまい挫折につながりやすくなります。
この業界では利用する人を飽きさせないためにも、ユーザビリティを考える上でも、常に新しい情報や技術を更新していく必要があります。
確実に、最短で、知識やスキルを身につけ、戦力として働けるようになるためには、その道の先駆者やプロに教えてもらうのが一番の近道で、現実的な方法です。
誰かに教えてもらう方法には
- スクールに通う
- web、オンラインで学ぶ
- 通信講座で学ぶ
といった方法があります。
初心者や、忙しい主婦であれば、確実にスキルを身につけることができ、サポート体制も整っているスクールや講座を選択すれば、わからないことに直面したり、挫折しそうになった時でもあきらめずに継続していけそうですよね。
初心者が在宅で勉強するならどの講座がおすすめ?
数あるスキルアップ講座の中でも、ヒューマンアカデミーの通信講座『たのまな』では、初心者から副業を始めたい方に特化したWeb関連の講座が開講しています。

ヒューマンアカデミー『たのまな』Webデザイナー Web制作コース
Webデザインの基礎から、実際に画像処理ソフトを利用した実習もできますし、何より、サポート体制が整っていることが魅力です。
映像講義を自分のペースで受けながら、わからないことは質問可能、プロの講師が丁寧に回答してくれます。
また、スキルアップや在宅ワーク、副業開始のためのセミナーも行っているので、講座受講後にどのようにして活動していけばいいのかイメージもしやすくなります。
そのほかにも最近注目を浴びている、イラストレーターや動画クリエイター、ライターなどのスキルを身につけられる講座もあり、自分が目指したいジャンルを学ぶことができます。

自宅のパソコンは古い
webデザインに適したパソコンも用意したい
そんな人のために、たのまなではPC付きの『在宅WORKスタートパック』コースも扱っています。
このコースでは、受講生専用にPCを安く購入できるお得な特典付きなので、パソコンの準備に困っている人にはおすすめの講座です。
初心者からWebデザイナーになる方法まとめ
30代からでも、初心者でも、育児や仕事をしながらでも、webデザイナーを目指すことは出来ますが、webデザイナーになるための方法を間違えない事が大切です。
情報を扱うという仕事との特徴から、情報の鮮度とスピードが求められる仕事です。
独学に比べるとやはり金額は高くなってしまいますが、『プロから学ぶ』方法が一番確実で、最短の距離であることに違いはありません。
最近では子連れで通えるスクールや、在宅でWeb完結型のスクールも充実していますから、ぜひあなたに合った学び方でwebデザイナーを目指していきましょう。